スパイクの打ち方のコツとは？
ママさんバレーでスパイクは、攻撃の柱で一番得点ににつながりやすい、勝敗を左右する重要なプレーです。
スパイクを打つときに重要なのは正しいフォームを覚えることです。
最初に悪いクセがついてしまうと、直すのが難しくなりますので、基本をしっかり身につけましょう。
スパイクを打てるようになるコツは、ステップ･腕のスイング･ボールをとらえるポイントの３つの基本をマスターすることです。
スパイクは、正しい助走とステップがあって初めて成功させることができます。
ボールに体重が乗った強いスパイクを打つために、３歩助走をマスターしましょう。
ボールを待っているときの構え方は、右利きであれば左足を一歩前に出して、いつでも動作できるように軽くヒザを曲げて前傾姿勢を取ります。
トスが上がったら、助走を始めます。
左足（１歩目）⇒ 右足（２歩目）⇒ 左足（３歩目）の順に着地して踏み切ります。
左利きの場合は、この逆になります。
最初は、ボールを使わないで練習して、助走の形を覚えましょう。
まずは、歩く感じでやってみて、慣れてきたら、徐々にスピードを上げて行きます。
助走をマスターしたら、次にバックスイングを取り入れてジャンプをしてみましょう。
ジャンプをする位置は、ネットから少し手前に離れたあたりがいいでしょう。
それよりも前でジャンプすると、体がネットに当たりやすくなってしまいます。
また、後ろ過ぎると、踏み切りが手前すぎてネットにボールが引っかかりやすくなります。
スパイクは、ジャンプと同時に両腕を振り上げます。このとき腕を振る際の勢いも利用して跳ぶことで、さらに高いジャンプが可能になります。
ボールは、体の斜め上でとらえます。
スパイクを打つ瞬間にヒジを真っすぐ上に伸ばし、高い打点でボールをとらえましょう。
ボールを打つとき、右利きの場合、左腕を引きながら右腕を振り抜くようにすると、腕の力だけではなく、上半身のひねりが加わった体全体を使った力強いスパイクを打つことができます。
ボールを打つときは、グッと力を入れて手を開き、ボールの正面を手のひら全体で叩きつけます。
強いスパイクを打つには、手首のスナップを使って、手首を返すように打つことがコツです。
スパイクを打った後、着地するときには、両足のつま先から降りるようにすると、ヒザを痛めたり、ケガを防ぐことが出来ます。
スパイク練習のコツ
いきなり助走して、ジャンプ、スパイクを打つという練習をするのではなく、最初はネットのないところで、助走しないで着地したまま、スパイク動作を意識してボールを打ってみましょう。
ボールの落下地点は５メートル先あたりを狙って打ちます。
助走からスパイクを打つまでの一連の動作をマスターしたら、初めはネットを使わずに、ボールを投げてもらってスパイクの練習をし、コツがつかめてきたらネットを使ったスパイクの打ち方を練習しましょう。
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