初心者でもマスターできるスパイク練習法
ママさんバレー初心者にとって、スパイクを打てるようになって、格好いいプレーを決めてみたいと思いますよね。
でも、なんだか難しそうで、自分には無理かも、と考えてしまうかも知れませんが、スパイクの一つ一つの動きを覚えていけば、必ず上達することができます。
ママさんバレーの初心者がスパイクをマスターするための練習法を紹介します。
スパイクを覚えるためには、次の一連の動きを身につける必要があります。
- 助走
- ジャンプ
- スイング
- 着地
順番に説明していきましょう。
なお、すべて右利きの場合について説明していますので、左利きの場合はすべて逆になります。
助走には、「１歩助走」「２歩助走」「３歩助走」があります。
初心者は、まず、１歩助走からタイミングを合わせる練習をしましょう。
１歩助走は、左足を前に出した構えから、右足（１歩目）で助走し、右足→左足の順に、右足が左足よりも前に出るよう着地してジャンプします。
最後に着地するときに、ヒザを軽く曲げて着地した後、バネを使って跳ぶようにします。
２歩助走は、右足を前に出して構えて、左足（１歩目）→右足（２歩目）と助走してジャンプします。
２歩目は、１歩目と同じ形で着地してジャンプします。２歩助走が出来るようになったら、３歩助走を練習しましょう。
３歩助走は、左足を前に出して構え、右足（１歩目）→左足（２歩目）→右足（３歩目）と助走してジャンプする助走です。
３歩目からのジャンプの仕方は、１歩助走・２歩助走と同じになります。
助走して最後に着地する形は、みんな同じです。
左足はヒザを曲げて、かかとから先に地面に着地します。着地したとき、ヒザは足のつま先より前に出るようにします。
右足も同じようにかかとから先に着地します
高くジャンプするコツは、最後に踏み込む足（右利きの場合は左足）のつま先を開かないで内側に向けることです。
これによって、助走の勢いで前に跳んでしまうのを防ぎ、真上に高くジャンプすることが出来ます。
ヒジを曲げたままコンパクトに後ろに腕を振る方法と、ヒジを伸ばして後ろに大きくスイングする方法の２通りあります。
スパイクを打つときの腕を振るタイミングは、助走して最後に踏むこむと同時にヒザを曲げ両腕を後ろに振り、着地してジャンプしようとヒザを伸ばすとき一緒に両腕を引き上げジャンプします。
ジャンプしたら、右腕のバックスイングで体を弓なりにしてボールをとらえに行きます。左手は真っすぐ上に伸ばして、体を空中に引き上げるようにリードします。
ボールから決して目を離さないようにしましょう。
スパイクを打つときは、高い打点で手首のスナップを使ってボールを叩きます。
初心者は、助走からスイングにつなげる動きは最初難しいので、助走だけの練習、腕のスイングだけの練習という風に分けて練習するといいでしょう。
スパイクを打つときは、トスの状況に合わせて、助走の方法と腕のスイングの方法を使い分けていくことが大切です。
スパイクを打った後、ヒザのクッションを柔らかく使って、必ず両足一緒に着地するようにしましょう。
これによって、ケガするのをを防ぐことができます。
いかがでしたか？
一見、難しそうに見えるスパイクのテクニックも、一連の動作を分けて練習すれば、スパイクをマスターできそうな気がしてきませんか？
焦らず、一つ一つじっくりと練習して行って、スパイクを自分のものにしてください。
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