ネットプレーを有効に使って攻撃する方法
ネットプレーは、ママさんバレーならではの醍醐味となっています。
ママさんバレーは９人制でプレーしますが、前衛に４〜５人配置するのが主流となっています。
この攻撃法では、スパイカーからすると、なかなか有効なスパイクを打てる状況ではないといえます。
巧みに相手ブロックをかわしてスパイクを狙っていかないと、数枚ものブロックが待ち構えているのです。
ただ、ブロックする側は必ず受け身の守備をしなければなりませんので、攻撃する側は、ここを上手く利用してフェイントを仕掛けたり、ブロックアウトを狙っていくと有効です。
少し高度なプレーが出来るようになってくると、一度ブロックに当てたボールを拾って、再度、攻撃を組み立てて得点につなげることも可能です。
例えば、３枚のブロックにつかれている場合など、意図的にフェイントすることで、相手はジャンプしているため、どうしても次の出足が一歩遅れてしまいます。
普段からネットプレーを練習して慣れておくことで攻撃の幅を確実に広げることが出来るようになります。
ママさんバレーではブロックは３枚が基本となっています。
スパイカーからすると、相手ブロッカーの裏をかいて打ち込まないと、目の前のブロック３枚に攻撃を阻まれてしまいます。
でも、しっかりとマークされた３枚のブロックを力で突破するのは非常に難しいことです。
このため必要なのが、スパイクを打ち込む前に、目の前の状況を的確に判断することです。
コースを打ち分けてブロックをすり抜けたり、フェイントでタイミングをはずしたり、ブロックアウトなどを上手く使い分けることが重要です。
また、ママさんバレーではブロックで押し込まれることがないため、相手にきっちりとブロックで固められてしまったときは、ブロックをカベ代わりにして、攻撃を組み立て直すことが可能です。
トスがズレてしまったり、スパイクのタイミングが合わないときの対策としてブロックを利用するといいでしょう。
ママさんバレーではネットプレーを使うことで、最大で４回までボールタッチすることが可能です。
サーブレシーブが乱れて、セッターが味方にトスできないと判断したときは、ネットに当てることによって、そこからもう３回ボールにタッチすることができます。
また、ブロックに跳ね返されたポールを上手く処理して、再び攻撃に移るのが難しい場合は、わざとネットに当てて、攻撃を立て直すのもママさんバレーでは一つの戦術です。
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